障害者雇用 が【進まない理由】と障害者側に出来る7つの打開策

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「障害雇用って促進されているの?」
「障害者雇用での就労を選択していいのかな?」

障害者雇用がなかなか進んでいないようにみえる現状に、疑問や不安を感じている方もおられるかもしれません。

障害者雇用が進みにくい背景には、業界や企業規模での課題や企業側の取り組み不足など、さまざまな要因が関係しています。

今回の記事では、以下のことをご紹介します。

  • 障害者雇用の現状と課題
  • 障害者雇用が進まない理由
  • 障害者雇用を進めるための打開策

最後に、障害者側の視点でも、障害者雇用を進めるための対策を紹介していくよ。



結論として、障害者雇用が進まない現状に対して障害者自身ができる打開策は、以下の方法で適職に出会い安定した就労と職場定着を目指すことです。

就労移行支援事業所などの支援機関の利用や、障害者向け転職サイト・エージェントからの求人応募

記事の最後に、お勧めの就労移行支援や転職サイト・エージェントも紹介するよ。


この記事を最後まで読むことで、あなたにとっての障害者雇用が前進していくヒントになれば幸いです。

目次

障害者雇用の現状と課題

障害者雇用の現状と課題


まずは、以下の内容を紹介していくよ。

  • 障害者の法定雇用率
  • 障害者の就職状況
  • 障害者雇用 企業側のメリット
  • 障害者雇用の課題


障害者の法定雇用率

障害者雇用率制度により、障害者の法定雇用率は段階的に引き上げられており、障害のある方が障害者雇用枠で働くチャンスは少しずつ広がっています。

令和5年度令和6年4月令和8年7月
民間企業の法定雇用率2.3% 2.5% 2.7%
対象事業主の範囲43.5人以上40.0人以上37.5人以上
参考:厚生労働省「障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について

令和8年に次の引き上げが予定されているんだね。

そうだね。そのために、法定雇用率を満たしたい企業は動いているよ。

ただし、令和6年度の厚生労働省の調査では以下の結果となり、障害者雇用は促進されているものの約半数の企業が未達成となっています。

法定雇用率達成企業の割合は46.0%、対前年比4.1ポイント低下

参考:令和5年 障害者雇用状況の集計結果


障害者の就職状況

令和5年度の障害別の就職率は、次の通りだよ。

令和5年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介による全体の就職率44.4%、対前年度差は0.5ポイントで増加しています。

スクロールできます
障害者区分就職件数(件)対前年度差(比)就職率(%)就職率の対前年度差
(ポイント)
身体障害者22,912998 件増 (4.6%増)38.71.0 ポイント増
知的障害者22,2011,628 件増 (7.9%増)59.21.4 ポイント増
精神障害者60,5986,524 件増 (12.1%増)43.90.1 ポイント増
その他の障害者(※)5,045931 件減 (15.6%減)34.03.0 ポイント減
合計110,7568,219 件増 (8.0%増)44.40.5 ポイント増
※「その他の障害者」とは、身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病患者、高次脳機能障害者など。
参考:令和5年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況

ほとんどの障害で、就職件数と就職率が増加しているね。

他の障害と比べて、精神障害者の就職件数が増えてるんだね。


精神障害者の就職件数は、身体障害者や知的障害者の約3倍の60,598件。

発達障害者を含む精神障害者の就職件数が増えている背景には、精神障害者福祉手帳の取得者の増加と、平成30年(2018年)4月より障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わったことがあります。


ただし、前年調査より増加しているとはいえ、令和5年度時点での障害者の全体の就職率 44.4%であり、就職率が高いとはいえない状況ではあります。

私は職業スキルを身に着けたり、個別の就職支援も受けたいので、就労移行支援事業所に通所しながら就職を目指しているよ。

事業所によっていろんなカリキュラムなどの特徴があるので、私は5つくらいの事業所の面接会参加施設見学に行って、自分に合う事業所を選んだよ。

いいね。
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そうそう。
そして、実際の求人では、ハローワークだけでなく、詳細な求人情報が魅力アットジーピー【atGP】身体・精神・知的障害を幅広く扱う【dodaチャレンジ】にも登録して求人検索や企業紹介を受けているよ。

ばっちりだね!この2つは、首都圏だけでなく全国の求人も扱っているしね。

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障害者雇用 企業側のメリット

障害者雇用は企業にとってもメリットがあります。

障害者雇用に取り組む企業側のメリット

  • 社会貢献
  • 企業イメージの向上
  • 法的な義務を守る
  • 優秀な人材の獲得
  • 業務の効率化・生産性の向上 など

企業側にもいろんなメリットがあるんだね!


障害者雇用に取り組む企業側のメリットについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。


ちなみに、障害者が障害者雇用で働くメリットはこちらで詳しく紹介しています。

次に、障害者雇用の課題について紹介していくよ。


障害者雇用の課題

法定雇用率達成企業の割合が約半数である背景には、以下のような課題があります。

  • 2つの「仕事がない」:一般求人よりも仕事の幅が狭いことでの適職を見つける困難さや、入社後に仕事を任せてもらえない悩みが起きていることがある。

  • 合理的配慮や社内理解:合理的配慮は、事業活動への影響・費用負担などを考慮して事業主にとって「過重な負担とならない範囲」とされている。また、社内で障害者雇用に関する研修や教育が不足しているために障害者への不満や誤解が起きることがある。

  • 賃金:雇用形態・職種・労働時間の差により、障害者雇用で働く障害者の賃金は一般雇用と比べて低い傾向がある。

  • 離職率の高さ:上記で紹介してきたことや、体調の悪化、職場の人間関係やなどの問題もあり、障害者の職場定着率は一般よりも低く、離職率が高い傾向がある。

離職率については、就職前のマッチングや障害者側の課題ともいえるね。



障害者雇用が進まない理由


以下の内容を紹介していくよ。

  • 企業側の理由
  • 精神障害者の雇用が進まない理由


企業側の理由

企業側の理由には、以下のようなものがあります。

  1. 業種別の雇用差
  2. 企業規模ごとの達成状況の差
  3. 数合わせの雇用
  4. 受け入れ態勢の不備
  5. 職場の理解や教育不足
  6. ノウハウがない・負担が大きい
  7. 障害者と一緒に働くストレス

一つひとつ紹介していくよ。


業種別の雇用差

障害者雇用率の業種別平均は以下のようになっています。

業種によって、障害者雇用率に差があるね。

業種社数比率(%)
水産・農林業52.49
鉱業32.62
建設業802.13
食料品542.42
繊維製品182.24
パルプ・紙102.53
化学1132.37
医薬品282.42
石油・石炭製品42.24
ゴム製品92.26
ガラス・土石製品162.28
鉄鋼172.56
非鉄金属182.31
金属製品332.12
機械922.26
電気機器1132.24
輸送用機器422.24
精密機器192.24
その他製品442.27
電気・ガス業142.36
陸運業332.41
海運業41.92
空運業42.46
倉庫・運輸関連業141.93
情報・通信業1331.92
卸売業1251.95
小売業1012.43
銀行業392.42
証券・商品先物121.87
保険業132.01
その他金融業191.88
不動産業431.68
サービス業1242.2
全体13962.2
参考:『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)2024年版』


業種や職種が障害に適さない又は企業側にとって配慮が過重な負担になることが多いのかもしれないね。


企業規模ごとの達成状況の差

障害者雇用では、大企業での雇用割合が高く、中小企業では雇用が進みにくい現状があります。


厚生労働省の「令和6年 障害者雇用状況の集計結果」によると、企業規模別の雇用人数は以下の通りです。

参考:令和6年 障害者雇用状況の集計結果

常用労働者数が1,000人以上の企業で一番多いね!

そうだね。

ちなみに、中小企業の障害者雇用への促進のために2020年から「もにす認定制度」が始まっているよ。


数合わせの雇用

障害者雇用率を達成するために「数合わせ」のように障害者を雇うケースがあり、障害者が自分の特性を活かした業務の割り当てが出来ておらず、結果的に障害者の離職に繋がるケースもあります。

受け入れ態勢の不備

企業によって障害者雇用への取り組み経験の違いもあり、障害者への配慮や環境が整っていないことや、障害者雇用に知識と経験のある管理者が少ない場合もあります。発達障害を含む精神障害においては、雇用が義務化されてまだ年数が浅い背景もあります。

また、障害者に合った仕事を社内で見つけることが難しいことも、障害者の雇用が進まない大きな理由の一つです。障害に適した業務を担当するように配慮しないと障害者側も業務遂行が難しいため、企業は障害者雇用をためらう事があります。

職場の理解や教育不足

社内教育の不足などから、一緒に働く同僚などが障害者への理解が不足している場合があります。障害者雇用や合理的配慮について一緒に働く同僚などが十分に理解していないと、不満や誤解が生じることがあります。

ノウハウがない・負担が大きい

障害者雇用の経験やノウハウがない企業や、障害者を管理できる管理者が不足している場合も、企業側が障害者雇用の導入をためらってしまう原因の一つです。

障害者と一緒に働くストレス

障害特性によっては業務遂行の難しさやコミュニケーションの難しさなどがある障害者もいます。個々の障害を理解し配慮する大変さなどが重なり管理する担当が体調を崩してしまう場合もあります。

いろんな理由があるんだね…。



精神障害者の雇用が進まない?

実は、発達障害を含む精神障害者の雇用は進んできているよ!
以下に紹介してくね。

厚生労働省の「令和6年 障害者雇用状況の集計結果」によると、令和6年6月1日時点の身体障害者、知的障害者及び精神障害者の障害者雇用の状況は以下の通りです。

参考:令和6年 障害者雇用状況の集計結果

法定雇用率達成企業の割合は46.0%で、対前年比4.1ポイント低下だったよ。

令和6年は4月から法定雇用率2.5%に引き上げられたこともあるので、雇用率が追い付かなかった企業もあるのかな?

ただし、発達障害を含む精神障害者の雇用の前年対比は15.7%も伸びているよ!


また、先にご紹介したように

令和5年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介による就職率は、以下の通りです。

スクロールできます
障害者区分就職件数(件)対前年度差(比)就職率(%)就職率の対前年度差
(ポイント)
身体障害者22,912998 件増 (4.6%増)38.71.0 ポイント増
知的障害者22,2011,628 件増 (7.9%増)59.21.4 ポイント増
精神障害者60,5986,524 件増 (12.1%増)43.90.1 ポイント増
その他の障害者(※)5,045931 件減 (15.6%減)34.03.0 ポイント減
合計110,7568,219 件増 (8.0%増)44.40.5 ポイント増
※「その他の障害者」とは、身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病患者、高次脳機能障害者など。
参考:令和5年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況

他の障害と比べて、発達障害を含む精神障害者の就職件数が増えてるんだね。

発達障害を含む精神障害者の雇用は平成30年(2018年)に義務化されたこともありますので、これから雇用がより進むことが予測されます。

発達障害を含む精神障害者の雇用が進むと予測する理由

  • 近年では、障害者手帳取得者の半数が精神障害者保健福祉手帳である
  • ハローワークでの就職支援も全体の約半数が発達障害者を含む精神障害者である
  • 現状は身体障害者の雇用割合が高いが、身体障害者の年齢の上昇で、他の障害へ割合が切り替わる
  • 法定雇用率を満たしたい企業は、発達や精神障害者の雇用も進めないと法定雇用率が満たせなくなる


障害者の就職と定着をサポート

障害者向け転職サイト・エージェント

就労移行支援事業所

障害者雇用を進めるための打開策

企業側の6つの打開策

企業側に求められている対策は、以下の6つのようなものがあるよ。

  1. 法定雇用率の理解と遵守
  2. 職場環境の整備
  3. 社内の理解促進
  4. 合理的配慮の提供
  5. 支援機関との連携
  6. 助成金制度の活用

障害者雇用において法定雇用率が未達成の企業は、半数に及びます。様々な背景がありますが、ハローワークなど支援機関に企業も相談することができますので、企業が法定雇用率達成へ前向きに行動を進めていただくことが望まれます。

また社内では、障害者雇用への取り組み理解を進め、障害者に任せる業務の選定、障害者への合理的配慮の理解、障害者が働くための職場環境整備が必要です。

障害者雇用は、障害者を雇用する企業だけが一人で抱え込まないといけないわけではなく、障害者に任せる仕事の選定や採用前後までのことを、ハローワークや障害者就業・生活支援センターはもちろん、障害者が通所していた就労移行支援事業所などの支援機関にも相談をしていくことができます。

その企業だけで「障害者雇用は無理だ」と判断せずに、支援機関に相談して、障害者雇用を進めてほしいな。

そうだね。
中小企業の促進のために、「もにす認定制度」もあるから、いろんな企業の取り組み事例を知ってほしいね。


障害者側に出来る7つの打開策

障害者雇用が進まない理由には、社会や企業側の課題も多くありますが、障害者社雇用で働くことは障害者にとってもメリットも多くあります。

次にご紹介するような対策に障害者側としても取り組みむことをお勧めします。

自分自身にとっての障害者雇用を進めていく

  1. 障害の自己理解
  2. 適切な配慮事項の要望
  3. 職業スキルや社会マナーの習得
  4. 適正な職場選び
  5. 障害者向け支援機関の利用
  6. 就職支援制度などの利用
  7. 就職後の定着支援

一つひとつ説明していくよ。


障害の自己理解

障害者が就職を目指す際に、一番大切なのは「障害の自己理解」です。

障害の自己理解が出来ていないと、自分ができる事・できない事を判断して希望する職種を選択したりはもちろん、働くためにはどんな配慮が必要なのかを応募書類や面接で伝えることも出来ないからです。

私は大人になって障害の診断を受けたよ。今は就労移行支援事業所に通所していく中で、障害ゆえに困難なことに気づくことが増えてきたよ。

それはよかったね。
支援機関のサポートも受けることで、障害の自己理解が深まってくることもあるよね。


適切な配慮事項の要望

障害の自己理解が深まったら、働く上での必要な配慮事項を適切な範囲で伝えることが大切です。

職環境場や業務を遂行するために必要な配慮は、合理的配慮として企業に求めることができますので、応募書類への記載や面接時、そして採用後に伝えていきましょう。

合理的配慮については、「企業にとって過重な負担とならない範囲」とされているため、希望すれば全て対応してもらえるわけではない事は知っておこう。

働く上での必要な配慮事項を「適切な範囲」で伝えるということもポイントだよね。
私はあれこれ書きすぎてしまうので、通所している就労移行支援事業所の職員さんに相談しながら配慮事項をまとめたよ。


職業スキルや社会マナーの習得

障害の自己理解が深まり、目指す職種や企業が決まったら、そこで働くために必要な職業スキルや資格はもちろん、働く上で必要な基本的なコミュニケーション能力、社会人としてのマナーは身に着ける必要があります。

私は、就労移行支援事業所に通所しながら、PCスキル・コミュニケーション・社会人マナーなどをカリキュラムで学んでいるよ。

いいね。
カリキュラムについては、就労移行支援事業所によって特徴があるので、相談や施設見学をしてから、自分に合う事業所を選ぶのがいいね。

そうだね。
私も5つくらいの事業所を見学して今のところに決めたよ。

日本各地に事業所がある【LITALICOワークス】、障害別専門支援の【atGPジョブトレ】、一人ひとりが「はたらく未来」を実現するための【ミラトレ】、AIやデータサイエンスが学べる【Neuro Dive】、WebデザインやITスキルが身につく【atGPジョブトレIT・Web】などのいろんな職業スキルを身に着けることができる就労移行支援事業所があるよね。



適正な職場選び

上記までのことが整ってきたら、実際に適職や働きやすい職場を見つけていきましょう。

障害者向けの求人の場所については、次に紹介していくよ。


障害者向け支援機関の利用

障害者雇用枠で働く場合に限らず、障害者の就職や転職には、障害者向けの就職支援機関を利用しましょう。

障害者向けの就労支援機関は、以下の通りです。

障害者向け就労支援機関

  • 障害者就業・生活支援センター
  • 地域障害者職業センター
  • ハローワークの障害者専門部署
  • 就労移行支援事業所
  • 障害者向け転職サイト・エージェント


ハローワークでは、一般雇用求人だけでなく障害者雇用求人もありますし、障害者専門部署にて就職相談も対応しています。

ちなみに

職業スキルなどを身に着けながら個別支援を受けて就職を目指したい場合は、就労移行支援事業所に通所しながら就活を進めることがお勧めです。

私は就職後の定着支援まで受ける予定だよ。



そして、

実際に求人に出会う場所としては、以下のような場所があります。

  • ハローワークの障害者雇用求人
  • 障害者専門の転職サイト・エージェント
  • 障害者向けの合同企業説明会・面接会

クローバーナビさんなどの合同企業説明会やハロワークの合同企業面接会は、採用担当など企業側の方と直接合って質問などが出来る貴重な機会だよ。

ハロワークの合同企業面接会、私も参加したよ。すごい人数だったな。
他の障害者の方がどんな風に就活しているかも参考になる場だよね。



障害者雇用求人については、ハローワークはもちろん、障害者向け転職サイト・エージェントも併用していきましょう。

  • ハローワーク:中小企業が多い・非正規雇用求人の割合が高い
  • 転職サイトやエージェント:大企業が多い・正社員雇用求人の割合が高い

どれも利用や登録は無料だから、まずは登録して求人詳細をみたり、エージェントに相談してみるといいよ。

私は、ハローワークはもちろん、細やかな情報掲載アットジーピー【atGP】や、障害の種類(身体・精神・知的)も幅広くサポート【dodaチャレンジ】にも登録して求人検索や企業紹介を受けることを始めたよ。

そうだね。
この2つは全国の求人も.扱っているので、誰でも利用しやすいね。

首都圏・関西地域中心の求人紹介なら【マイナビパートナーズ紹介】もあるよ。
*障害者向け転職エージェントは障害者手帳を取得している方が利用可能です。



就職支援制度などの利用

職場や業務内容を詳しく知ってから、就職を目指したい場合は、以下のような方法もあります。

職場や業務を確認する方法

  • 職場見学
  • 職場実習
  • 障害者トライアル雇用制度

これらの方法は、ハローワークに求人を出している企業を中心に申し込みできるよ。ただし、全ての企業が対応しているわけではないので、詳しくはハローワークに確認してみてね。

私は、通所している就労移行支援事業所の仲介で、職場見学や3日間の職場実習をさせてもらったよ。
職場実習では、実際に業務の一部を体験できたので、自分に向く業務かを判断しやすかったよ。


障害者トライアル雇用制度は、企業が、障害者を原則3か月間試行雇用し、適性や能力を見極め、継続雇用に繋げることを目的とした制度です。その後は8割以上が継続雇用の結果となっています。


自分にとって働きやすい配慮や環境を得ることができるかを確認した上で就職を目指しましょう。


職後の定着支援

無事に就職出来た後は、安定して働き続ける可能性を高めるために、定着支援を是非利用しましょう。

就労移行支援事業所に通所して企業に就職した場合はその就労移行支援事業所で定着支援を受けることが出来ますし、就労移行支援事業所に通所していなかった場合は地域の「障害者就業・生活支援センター」で受けることができます。

私は、職業スキルの習得などだけでなく、就職後の定着支援を受ける目的もあって、就労移行支援事業所に通所しているよ。

いいね。
就労移行支援事業所を利用すると、就職への個別サポートを受けて就職しているから、より障害者を知った中で定着支援を受けることが出来るからね。



適職に出会って就職して安定して働くことができれば、少なくとも自分自身が「障害者雇用は進まないな…」と悩むことはなくなるよね。

障害者の就職と定着をサポート

障害者向け転職サイト・エージェント

就労移行支援事業所


まとめ

まとめ

今回の記事では、障害者雇用 が【進まない理由】と障害者側に出来る7つの打開策と題して、以下の内容をご紹介しました。

  • 障害者雇用の現状と課題
  • 障害者雇用が進まない理由
  • 障害者雇用を進めるための打開策


結論として、

障害者雇用が進まない現状に対して障害者自身ができる打開策は、以下の7つです。

  • 障害の自己理解
  • 適切な配慮事項の要望
  • 職業スキルや社会マナーの習得
  • 適正な職場選び
  • 障害者向け支援機関の利用
  • 就職支援制度などの利用
  • 就職後の定着支援




具体的には、以下の方法で適職に出会い安定した就労と職場定着を目指すことです。

就労移行支援事業所などの支援機関の利用や、障害者向け転職サイト・エージェントからの求人応募


就労移行支援事業所は、就職相談はもちろん、施設見学をしたりカリキュラム支援実績を確認したりして決めることが大事だよ。

\ お勧め就労移行支援事業所 /



障害専門の転職サイト・転職エージェントも、無料で登録し利用できるよ。

障害の種類なども含め基本情報の登録することで、サポートを受けたり求人応募が出来るようになるよ。

\ お勧め転職サイト・エージェント /

*今後、おすすめの就労移行支援事業所や障害者専門の就職サイト・エージェントを詳しく紹介していきますので、しばらくお待ちください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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