【2025年版】障害者枠での【ハローワーク】利用方法を徹底解説!

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「ハローワーワークって障害者雇用求人もあるの?」
「どうやったら登録できるの?」
「どんな就職支援を受けることができるの?」

ハローワークって、よくきくけれど「どんな就職支援をしてくれる機関なの?」そんな疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

障害者雇用を考えるうえで、ハローワークは最も身近な支援機関の一つです。全国に窓口があり、無料で利用できるため、多くの求職者が仕事探しの第一歩として活用しています。

特に障害者枠の求人を扱う「障害者関連窓口」では、専門の相談員が、仕事探しから応募書類の作成、面接対策、さらには就職後の定着支援まで幅広いサポートを提供しています。

今回の記事では、以下のことをご紹介します。

  • 障害者枠のハローワーク利用のメリット
  • ハローワーク利用の流れ
  • ハローワークが対応してくれること
  • ハローワークで是非利用したいサービス
  • ハローワーク以外の就労支援機関



結論として、障害者枠の就職活動をスムーズに進めるためには、ハローワークに加え以下の方法で就職までの支援を受けることも大切です。

就労移行支援事業所などの支援機関の利用や、障害者向け転職サイト・エージェントからの求人応募

記事の最後に、お勧めの就労移行支援や転職サイト・エージェントも紹介するよ。


この記事を最後まで読むことで、障害者雇用での就職に役立てて頂けると幸いです。

目次

障害者枠のハローワーク利用のメリット

障害者枠のハローワークを利用するメリット


ハローワークとは

ハローワークとは、公共職業安定所のことです。

窓口には「一般窓口」と「障害者関連窓口」の2つがあり、障害のある方は「障害者関連窓口」を利用できます。

「障害者関連窓口」には、専門の支援員が配置されています。手話や筆談ができる支援員を配置したり、精神保健福祉士や社会福祉士等の専門的知識や支援経験のある者を「精神障害者雇用トータルサポーター」や「発達障害者雇用トータルサポーター」として配置して、精神障害者や発達障害者の雇用促進及び雇用継続に向けた支援をしています。

精神障害者や発達障害者については、ハローワークを利用して求職活動を行っている方が毎年増加していて、身体障害者や知的障害者を上回っている状況が続いているからね。

ハローワークへの相談は予約なしでも利用できますが、希望する支援内容によっては特定の曜日のみ対応の場合もあるため、事前に予約して利用すると安心です。

ハローワークを利用するメリット

  • 職業紹介の安全性がある
  • 障害者雇用の求人も多い
  • 専門の支援員による対応
  • 障害者手帳がなくても利用可能
  • 職場見学や職場実習などの活用
  • 時短勤務から始められる求人もある

詳しく紹介するよ。


職業紹介の安全性がある

厚生労働省の管轄機関であるため、職業紹介の安全性があります。

障害者雇用の求人も多い

企業は無料で求人を掲載できるため、一般雇用だけでなく障害者雇用の求人も多くあります。

ハローワークの求人の傾向は後ほど紹介するよ。


専門の支援員による対応

障害者関連窓口では、専門の支援員による対応を受けられます。

筆談や手話での対応だけでなく、精神障害者の利用の増加に伴い「精神障害者雇用トータルサポーター」や「発達障害者雇用トータルサポーター」として配置しているところもあるよ。


障害者手帳がなくても利用可能

障害者手帳がなくても「障害者関連窓口」は利用できます。ただし、障害者雇用枠の求人に応募する場合は障害者手帳が必要になります。

私は、離職してから発達障害の検査を受けたので、精神障害者保険福祉手帳を取得できるまでの半年以上の期間は、障害者手帳がないまま「障害者関連窓口」に登録して利用させてもらっていたよ。

障害があるかもしれないから検査を受けているなどの場合も、相談すれば「障害者関連窓口」で登録対応してくれるね。

そうそう。

また、障害者の中には、障害を開示して一般雇用枠に応募する場合などもあるので、そういった場合もハローワークはサポートしてくれるからね。


職場見学や職場実習などの活用

求人によっては職場見学や職場実習、トライアル雇用が利用でき、職場や業務内容を知る機会をもって就職を目指すことができます。

この部分は後ほど詳しく紹介していくよ。


時短勤務から始められる求人もある

非正規雇用の求人の割合が高いこともあり、時短勤務から始められる求人も多い傾向があります。

ハローワークの障害者枠求人は、パートや契約社員などの約9割が非正規雇用だよ。


ハローワークの求人の特長

先にも少しふれましたが、ハローワークの障害者枠求人は、以下のような傾向があります。

  • 大手企業よりも中小企業の求人掲載の割合が高い
  • 非正規雇用の求人の割合が高い

こういった傾向があるので、福利厚生などがよい傾向にある大手企業やフルタイムで働けるために正社員を目指したい方などは、障害者雇用専門の転職エージェントを併用して活用したほうがいいね。

幅広い求人を知るためにも、私も併用しているよ。

細やかな情報掲載が魅力のアットジーピー【atGP】や、障害の種類(身体・精神・知的)も幅広くサポート【dodaチャレンジ】にも登録して相談するといいよね。
正社員での求人や正社員登用ありの求人の割合が高いよ。

この2つは、全国各地の求人を扱っているので地方の方も登録して利用しやすいね。

首都圏・関西地域中心の求人紹介なら【マイナビパートナーズ紹介】もあるよ。
*障害者向け転職エージェントは障害者手帳を取得している方が利用可能です。


ハローワークからの就職状況

令和5年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介による全体の就職率44.4%、対前年度差は0.5ポイントで増加しています。

スクロールできます
障害者区分就職件数(件)対前年度差(比)就職率(%)就職率の対前年度差
(ポイント)
身体障害者22,912998 件増 (4.6%増)38.71.0 ポイント増
知的障害者22,2011,628 件増 (7.9%増)59.21.4 ポイント増
精神障害者60,5986,524 件増 (12.1%増)43.90.1 ポイント増
その他の障害者(※)5,045931 件減 (15.6%減)34.03.0 ポイント減
合計110,7568,219 件増 (8.0%増)44.40.5 ポイント増
※「その他の障害者」とは、身体障害者・知的障害者・精神障害者以外の障害者をいい、具体的には、障害者手帳を所持しない発達障害者、難病患者、高次脳機能障害者など。
参考:令和5年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況

ほとんどの障害で、就職件数と就職率が増加しているね。

他の障害と比べて、精神障害者の就職件数が増えてるんだね。


精神障害者の就職件数は、身体障害者や知的障害者の約3倍の60,598件。

発達障害者を含む精神障害者の就職件数が増えている背景には、精神障害者福祉手帳の取得者の増加と、平成30年(2018年)4月より障害者雇用義務の対象に精神障害者が加わったことがあります。


障害者の就職と定着をサポート

障害者向け転職サイト・エージェント

就労移行支援事業所


ハローワーク利用の流れ

ハローワークを利用する流れの大枠は以下の通りだよ。


STEP
求職申込をする

地域のハローワークで求職申込書を記入し、ハローワークカードを受け取る。

ハローワークカードには求職者番号が記載されているので、今後の活動で提示していく。

私は、前職を退職して離職票をもってハローワークに出向いた際に、求職申込をしたよ。

いいね。

今後の求人検索などをスムーズにするために、この時にハローワークインターネットサービスも登録しておくといいよ。


STEP
職業相談をする

自分の障害特性や職歴を考慮しながら仕事探しの相談をする。

ハローワークインターネットサービスで自分で検索して気になっている求人について相談してもよいし、自分に合うような何かよい求人がないかを相談してもよい。

相談窓口では非公開求人を紹介してくれることもあるよ。

そうそう。

ちなみに、私はハローワークインターネットサービスで調べてきになっていた企業に応募の相談をしたところ、従業員や応募者への対応に問題がある報告がある企業だとわかり応募を中止したこともあったよ。

掲載の求人内容だけではわからないことも多いので、応募前には必ず窓口で相談した上で応募することが大切だと思ったよ。


ハローワークの相談窓口に出向いて相談した場合、求人掲載がある企業に質問があるときは、匿名でその場で企業に電話してきいてくれますし、(あくまでハローワークを介してでのデータになりますが)これまで障害者雇用での採用実績がある企業かどうかなどハローワークにあるデータも質問すれば教えてくれます。

後ほど詳しく紹介するけど、
気になる企業があるときは職場をよく知って就職するために職場見学実習トライアル雇用を利用することもできるよ。
*全ての企業が対応しているわけではないため、ハローワークの窓口で確認が必要です。

私も通所している就労移行支援事業所を介しての紹介もあって、職場見学や3日間の職場実習をさせてもらったことがあるよ。


STEP
企業に応募する

応募したい企業が決まったら、ハローワークから企業に連絡を入れてもらい、紹介状を受け取り応募する。

紹介状は、自分の控えと企業用の2枚を受け取るよ。

企業用は、履歴書などの応募書類を提出する際に一緒に出すことが多いので大切に扱ってね。


ハローワークが対応してくれること

全体像として、ハローワークは以下のようなことに対応してくれるよ。

  • 仕事をしたいけれど不安がある場合の相談
  • どのような仕事が向いているかわからない場合の適性相談
  • 応募書類の作成アドバイスや面接練習の対応
  • 就職後のフォロー(企業訪問・電話相談など)


ハローワークでは特性に合った仕事のアドバイス や紹介、無料で職業適性検査を受けること、障害者向けの職業訓練校の紹介 、履歴書の書き方のアドバイスや添削、面接練習の対応や面接の日取りの確保・面接の同行、就職後のフォロー などをおこなってくれます 。

求人が掲載されている・紹介してくれるだけの場所ではないんだね!

そうだね。
求職者との関わりの程度は支援機関によって差があるけれど、ハローワークで対応している範囲を知っておくことは役立つね。


また、ハローワークは求人を掲載している企業側とも関わりをもっているため、専門の 知識のあるジョブコーチが就職先を訪問して企業側に障害者が長く働けるようにアドバイスも行うこともあります。

ハローワークで是非利用したいサービス

障害者枠のハローワークで利用したいサービス


  1. ハローワークインターネットサービス
  2. 職場見学・職場実習・トライアル雇用
  3. 合同企業面接会への参加
  4. もにす認定企業への応募

詳しく紹介していくよ。


①ハローワークインターネットサービス

求職者登録をした際などに併せてハローワークインターネットサービスを登録すると、自宅などでも求人検索が可能になります。

私は求職者登録をした際に、一緒に登録をしたよ。

それがいいね。

ハローワークインターネットサービス自体は、登録しなくてもネットで閲覧することができるけれど、登録することでマイページの利用ができたり、一般には公開されていない企業名を確認することなどができるよ。


ハローワークインターネットサービスを登録して利用するメリット

  • ハローワークに行かなくても自宅などから求人を見ることができる
  • ハローワークで検索の待ち時間や時間制限を気にすることがなくなる
  • いつでも自分のタイミングで最新の求人をチェックできる
  • マイページの利用ができるので気になる企業などの管理ができる
  • 支援員とマイページを共有しながら電話相談も可能


ちなみに私は、何か自分に合う企業がないか相談したいだけなどの時は、ハローワークの担当支援員さんに電話で希望日時の予約を入れておき、当日は自宅からハローワークインターネットサービスのマイページを支援員さんと共有して電話で話ながら相談しすることもあるよ。

ハローワークインターネットサービスのマイページ登録まで済ませておくと、そういった利用も出来るよね。

そうそう。
応募企業が決まっていて紹介状をもらいたいときや企業に質問してもらいたいことがあるときなどは、相談窓口に出向く方がスムーズな対応を受けられるけれど、簡単に相談したいときなどはこの方法もあるよね。

 

STEP
ハローワークインターネットサービスの登録を済ませる

マイページの利用までできる状態にしておく。

例えば、気になる企業について相談したい場合は、その企業をマイページでお気に入り登録しておく。

STEP
ハローワークに入電し相談予約をとる

ハローワークインターネットサービスのマイページを支援員さんと共有して、気になる企業の相談をしたいことなどを伝え、予約をとる。

STEP
予約日の予約時間に入電する

こちらから入電する約束になっている場合は、予約時間にハロワークの障害者関連窓口に入電し、予約した支援員さんにつないでもらう。

事前に「ハローワークインターネットサービスのマイページを共有しての相談」と伝えているので、支援員は求職者のマイページを閲覧できるように準備して開始してくれる。求職者も自宅のPCでマイページにログインして準備しておく。

STEP
マイページを共有して相談する

求職者番号などが分かれば、ハローワークの支援員さんは求職者のマイページに入ることができるので、事前にお気に入り登録していた企業を共有するなどして職業相談をしていきましょう。

身体障害などで家から出ることが難しい方も、こういった利用方法で相談をしてもいいかもしれないね。

そうだね。

相談窓口に出向かなくても求人などを見ながら相談できる方法があることを知って活用してほしいね。


②職場見学・職場実習・トライアル雇用

ハローワークの求人では

以下のような制度を活用して、実際の職場の雰囲気や業務内容を知りながら就職活動をすることもできます。

就職支援の制度など
  • 職場見学
  • 職場実習
  • 障害者トライアル雇用制度

これらの制度は、基本的にはハローワークの求人に対して行われているよ。

私は、通所している就労移行支援事業所の仲介で、職場見学や3日間の職場実習も体験したよ。
こういった制度を利用して職場を知って就職すると、利用しない場合よりも離職率が低い傾向があるんだよね。

*ただし、全ての企業が対応しているわけではありませんので、詳しくはハローワークにご確認ください。


障害者トライアル雇用制度」や「職場実習」については以下に簡単に紹介します。

障害者トライアル雇用制度
  • 企業が、障害者を原則3か月間試行雇用し、適性や能力を見極め、継続雇用に繋げることを目的とした制度。
  • 企業は、労働者の適性を確認した上で継続雇用の判断が出来るため、障害者雇用への不安解消に繋がる。
  • 企業は、制度の利用に当り、助成金を受けることができる。

参考:「障害者トライアル雇用」のご案内

職場実習
  • 障害者の中には、就労に対して不安を抱えている方もまだまだ多い。また、企業側も、障害者を雇用する不安を抱えている場合がある。
  • 障害者の職場体験を通じて、企業の障害者雇用への理解を進めることを目的としている。
  • 障害者は、就業前に職場体験ができるため、実際に働くイメージを持つことや労働環境・雰囲気を知ることが出来る。


私は、就労移行支援事業所の提案で、職場実習に3日間行ったよ。
そこは特例子会社だったので、障害者の方が多い環境での職場の雰囲気や、業務内容も実際に体験できて、良い経験になったよ。

トライアル雇用では、その後8割以上の方が継続雇用されている結果があるよ。
希望する場合は、ハローワークや通所している就労移行移行支援事業所に相談してみてね。

障害者手帳がある重度身体障害者・重度知的障害者・精神障害者の方は、トライアル雇用の他の要件に該当していなくても対象者なんだね。

私もトライアル雇用に申し込みしてみようかな。


「障害者トライアル雇用制度」や「職場実習」は、障害者雇用を行う全ての企業が常に行っているわけではありませんが、機会が合えば是非利用して、ミスマッチのない就職を目指していきましょう。



③合同企業面接会への参加

ハローワークでは、年に数回(地域によって差あり)、合同企業面接会を開催しています。

私の地域では年に1回の開催みたいだよ。
求職者登録をしているので、事前に合同企業面接会の案内が郵送で送られえてきたよ。

通所している就労移行支援事業所でも、紹介があったので、事業所に通所している何人かで参加してきたよ。

就労移行支援事業所に通所しているとこういったイベントなどの紹介もしてもらえるし、応募書類作成のサポートもあるので参加するきっかけになるよね。

そうそう。

ちなみに、「説明会」じゃなくて「面接会」だから、あらかじめ応募する企業を決めて応募書類を持参し、その場で面接から受けることができる貴重な機会だったよ。

普段の応募は、先に書類を郵送するなどして選考が通れば面接だからね。

直接企業と会って面接を受けることが出来る貴重な機会だよね。


合同企業面接会では、来期採用のためにこの時だけ求人を出して求人選考場所にしている大手企業などもいるため、大手企業などで働くことを目指している方も参加してみてはいかがでしょうか。

もにす認定企業への応募

令和2年(2020年)4月より、障害者雇用に関する優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度「もにす認定制度」が始まりました。

障害者雇用の促進や雇用の安定への取り組みの実施状況が優良な中小事業主を認定し公表することで、認定(中小)企業が地域の身近なロールモデルとなって障害者雇用を推進してくれることが期待されているよ。

厚生労働省の認定事業主一覧によると、日本全国のもにす認定事業主は、令和6(2024年)年3月31日時点で419事業主になっています。

制度開始から4年間で400以上の中小企業が、認定されたんだね。

「障害者雇用ができるのは資金に余力のある大手企業だけだ」という中小企業主の思いを徐々に崩していってくれることに期待したいね。


「もにす認定制度」に認定された中小事業主は、自社の商品・サービス・広告などに「認定マーク」を表示することができます。

引用:障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度|厚生労働省


中小企業での障害者求人が出ていても、これまでの障害者雇用の実績や取り組む姿勢がわかりにくい場合も多く、「障害者雇用で採用されても合理的配慮などを受けることができるだろうか」と不安を感じることもあります。

ハローワークで中小企業の障害者求人を探す際は、求人詳細欄やその企業のホームページなどに「もにす認定制度」で認定を受けている企業かどうかを確認してみるのも、障害者雇用に理解のある環境で働くための一つのヒントになるかもしれません。

ハローワーク以外の就労支援機関

障害者向けの就労支援機関は、以下の通りです。

障害者向け就労支援機関

  • 障害者就業・生活支援センター
  • 地域障害者職業センター
  • ハローワークの障害者専門部署
  • 就労移行支援事業所
  • 障害者向け転職サイト・エージェント

ハローワーク以外の支援機関を詳しく紹介していくよ。


障害者就業・生活支援センター

障害のある人が仕事に関することと生活に関することの両方を相談できる施設です。

令和6年(2024年)度では、全国に337センターあります。
参考:令和6年度障害者就業・生活支援センター 一覧

名称の就業と生活の間に「・」があることから省略して「なかぽつ」と呼ばれているんだよね。

障害者の職業生活の自立を目的として、雇用や保健、福祉、教育などの地域のさまざまな関係機関と連携して、障害者の住む地域で就業面と生活面の両方における一体的な支援を行っており、就職後の定着支援も受けることができます。

就職後に職場の悩みや困り事が起きたときは相談したりして、ここでも定着支援を受けることが出来るよ。


地域障害者職業センター

ハローワークなどと連携して、就職に必要な様々な支援を行う場所です。

北海道から沖縄まで全国にあり、障害者手帳の有無を問わず利用できます。

身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、難病等により、就職、職場適応、復職等に支援を必要とされる方が対象です。利用するにあたっての費用はかかりません。

私は、発達障害なんだけど、「一般職業適性検査」をここでを受けたよ。

どんな業務が苦手でどんな業務が得意かなどがわかったのでよかった!

発達障害の診断のために専門の医療機関で受けるWAISなどのテストとは違い、「働く」ための適正検査を受けて自分の現状を知っておくと、その後の職業選択に役立つよね。


就労移行支援事業所

前提として、働いていない状態での利用となります。

障害者が一般企業への就労に向けて、必要なスキルや知識を習得するための支援を行う機関です。

職業スキルの習得、応募書類の作成や面接対策などの個別就職支援、就職後の定着支援まで就職までのトータル的なサポートを受けることが可能です。

ハローワークなどの機関とも連携してサポートしてくれるのも魅力です。


就労移行支援事業所はいろいろあるので、施設見学をしたり、カリキュラム支援実績を確認して選ぶことが大切だよ。

私はローカルな事業所も含めて5つくらいの事業所を見学して今のところに決めたよ。


日本各地に事業所がある【LITALICOワークス】、一人ひとりが「はたらく未来」を実現するための【ミラトレ】はもちろん、WebデザインやITスキルが身に就く【atGPジョブトレIT・Web】、AIやデータサイエンスが学べる【Neuro Dive】など専門の職業スキルが身に就く事業所もあるから、施設見学したりしていろいろ知った上で選ぶといいね。


障害者向け転職サイト・エージェント

一般雇用求人と同様に、障害者雇用においても、転職サイトやエージェントがあります。

大手企業正社員登用での障害者雇用を目指している方などは、登録し利用するのがお勧めです。

障害者向け転職サイト・エージェントの登録・利用は、無料。

正社員求人が多い場所で、非公開求人の紹介や担当から就職サポートもしてもらえるなら、利用しない手はないよね!

私も、障害の種類(身体・精神・知的)も幅広くサポートしている【dodaチャレンジ】細やかな求人掲載が魅力のアットジーピー【atGP】からまずは登録して利用し始めたよ。
この2つは全国の求人を扱っているから首都圏以外の方も利用しやすいね。

最終的に就職するのは1社だけど、その1社との出会いのために、出会いの間口は広げておいた方がよさそうだね!

そうだね。

首都圏・関西地域中心の求人紹介なら【マイナビパートナーズ紹介】もあるよ。
*障害者向け転職エージェントは障害者手帳を取得している方が利用可能です。



ただし、障害者雇用枠での就職を目指すことは狭き門でもある面もありますので、以下の記事も参考にしながら就職活動の対策を行っていってください。

障害者の就職と定着をサポート

障害者向け転職サイト・エージェント

就労移行支援事業所

まとめ



今回の記事では、【2025年版】障害者枠での【ハローワーク】利用方法を徹底解説!と題して、以下の内容をご紹介しました。

  • 障害者枠のハローワーク利用のメリット
  • ハローワーク利用の流れ
  • ハローワークが対応してくれること
  • ハローワークで是非利用したいサービス
  • ハローワーク以外の就労支援機関


そして、ハローワークで是非利用したいサービスは、以下の4つです。

  • ハローワークインターネットサービスの利用
  • 職場見学・職場実習・トライアル雇用の活用
  • 合同企業面接会への参加
  • もにす認定企業への応募



また、結論として、障害者枠の就職活動をスムーズに進めるためには、ハローワークに加え以下の方法で就職までの支援を受けることも大切です。

就労移行支援事業所などの支援機関の利用や、障害者向け転職エージェントからの求人応募


就労移行支援事業所は、就職相談はもちろん、施設見学をしたりカリキュラム支援実績を確認したりして決めることが大事だよ。

\ お勧め就労移行支援事業所 /



障害専門の転職サイト・転職エージェントも、無料で登録し利用できるよ。

障害の種類なども含め基本情報の登録することで、サポートを受けたり求人応募が出来るようになるよ。

\ お勧め転職サイト・エージェント /

*今後、おすすめの就労移行支援事業所や障害者専門の就職サイト・エージェントを詳しく紹介していきますので、しばらくお待ちください。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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